英語不要?リアルタイム翻訳可能!Microsoft Translatorアプリ使ってみた話
みなさんは覚えているでしょうか。というか使ってますでしょうか。
Google カメラ翻訳を。
結構話題になった印象があります。
Google翻訳自体の精度も高いのですが、まだ少し文脈判断で意味を決定するところが難しいのではないかと思う時があります。
で、これだけだと、人と会話するのに時間かかりますよね?
いちいち翻訳してその画面を見せてようやく納得できる。
「わしはリアルタイムで会話したいんじゃぁあぁあああ!!!!」
そんなおじいさん(ぼく)の願いを叶えるかのようなサービスが提供されました。
それが
Microsoft Translator
です。(今回はそのアプリについてのお話)
このアプリ自体は以前からあったのですが、面白い機能が実装されました。
どういうものかを簡単にいうと、
「リアルタイムで、翻訳をしてくれて読み上げも行ってくれるもの」
となります。
え、わかりにくい??
例えば、見知らぬ外国人旅行者に
「Excuse me, let me know how can I get to Urakicho.」
と言われたとします。
英語ネイティブの発音をあなたは聞き取ることができず、困りました。
いちいちGoogle翻訳やWeblio翻訳を使って、「Google翻訳使ってもらえますか」を翻訳するのは面倒だし、時間がかかってしまうはずです。
そんな時この
Microsoft Translatorを使えば、「ここ(スマホ)に向かってもう一度言ってください」を翻訳して相手に伝えられるのです!
リアルタイムで!かなり精度がいいので、我々日本語ネイティブの発音ならば意図した通りにアプリ側が認識してくれると思います。
どうです?イメージはできたでしょ。
とりあえずやってみる
とにかく面白そうなので使ってみました。
まずはこのMicrosoft Translatorをインストール
そして起動します。
起動画面でいくつか説明がありますが、まぁ色々できるってことでしょう(適当)
アプリの機能としては「音声翻訳」「文字翻訳」「カメラを使った文字翻訳(写真のみ?)」ができます。今回は目玉である、”リアルタイム”「音声翻訳」を使っていきます。
喋ってみる
初期設定では英語とスペイン語の翻訳になってますね。
はい。日本語と英語の翻訳にしました。
さっそくマイクに向かって喋ってみます。
ほほう。
初期設定では自動読み上げ機能(女性の声)がついているようです。
これは設定でオフにすることと、男性の声に変更することができます。
私は音声あったほうがいいと思うのでこのままにします。
スピーカーアイコンの右になにやら「A」「a」みたいなのがあるんですけどなんでしょう?
「Nouns」=「名詞」と出てきました。
「こんにちは」って名詞なの?と思って調べると、どうやら「こんにちは」は「感動詞」だそうです笑
まぁそこはいいでしょう。
いろんな意味が出てきましたね。
ではこの真ん中の全画面アイコンを押してみます。
お、おう...
見やすい緑の背景色を使ってますね。
これはお馴染みの共有アイコン
これは?ピンどめ?
複数人でのリアルタイム翻訳を使った会話
みなさん既にお気づきかもしれません。中央下の大きなマイクの右に小さなマイクが2つあることに。
なんとなく二人で会話するためのものっぽいです。
押して喋ってみました
おおお!!
うおおおおおおおおお!!!!!
回転した!!!(回転🔄マークを押すことによる)
素晴らしい。
これ一台あれば会話ができるというわけだな!!
感動を覚えております。
先月(2017年3月)1ヶ月間アメリカに行っていた訳ですが、これがあったらもっとスムーズに会話ができたかもしれないと思いました。
僕が英語を聞き取れなすぎて現地の人にGoogle翻訳を使われた時もあったのですが、時間がかかるのと、会話してる感がないのでちょっとドライな感じがするんですよね。
もちろん、このTranslatorを使うなら、普通に会話するよりドライな印象にはなるかもしれませんが、「リアルタイム」ってのがその差を縮めてくれます。
本当に会話で使えるレベルなの?
機能は素晴らしいと思うんですけどぉ、
「本当に大丈夫なの?簡単な言葉をはっきり言わないとダメなんじゃないの?」
と思っている人!!!
私もそう思ったので実験してみました。
TOEFL ITP試験のSection1の概要を読み上げます(近くに置いてあったので)。
はっきり話すことは意識せず、普段の早さ(私は早め)ただ読み上げました。
「パーティー」ではなく「PartB」のつもりだったんだけど...
※「パーティーではよりaより」と、「より」でaをサンドしているのは、私が間違えたところです。
パーティー以外は漢字もだいたいあってますね。「回答」ではなく「解答」ですが、まぁいいでしょう!
*後日実験追加します。
スペイン語でもやってみました。
「日本語」→「スペイン語」翻訳に設定していて「Hi」と言ってもちゃんとスペイン語に翻訳されます。。。
私の(Mi)名前(Nombre)は(es)田中(Tanaka)です。
私の(Mi)名前(Nombre)は(es)まふぅ(hute Shima es una u)です。
????
日本の名前っぽくない名前はローマ字変換されません。。
誤認識してるのか「まふぅ」がスペイン語で「hute Shima es una u」なのかどうかはわかりません
複数人(グループ)でのリアルタイム翻訳にも対応!!
さて、次は
この、いかにも「会話するときに使ってください」感のあるアイコンを...
押してみます...
お?
この機能は、複数人での会話に対応したもので、QRコードや文字コードを使ってグループを作成できるそうです
「おめぇはぼっちだぞ!!HAHAHA!!!」と言われました(間違ってはない)
友達がいないのでMacでもスキャンしときます
QRコードは共有できます。
名前と言語を入力しましょう
(喋ってみました)
グループ内での会話はこんな感じ。
LINE等でお馴染みの形式ですね。
オフライン翻訳にも対応
これが設定画面
嬉しいことにオフラインにも対応しています。
事前にダウンロードしておきましょ。
数多くの言語があるのでまず困らないでしょう。
もちろん日本語もあります。
まとめ
- リアルタイム音声翻訳はすごい
- 複数人リアルタイム翻訳はもっとすごい
- オフラインにも対応(事前ダウンロードが必要)
- 辞書的な活用の仕方もできる
今回Microsoft Translatorを使ってみて、
「あ、そんなに頑張って英語勉強しなくても、会話程度ならなんとかなるんだ」
って思いました。
「英語(含む外国語)を勉強するのはめんどいけど、外国の人と話したい」
って人には超おすすめです。
現在主要な言語にはほとんど対応しているので、相手が何語を話す人なのかさえわかれば大丈夫でしょう。
以上。報告でした。